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人間プログラミングぼくろ
- てんとう虫コミックス・プラス第2巻第18話『人間プログラミング』(8頁、55コマ)
- 小学三年生1986年1月号『人間プログラミング』(8頁、55コマ)
[要約] のび太はのろいので、やらなければいけないことがいっぱいあり、何度計算しても時間が足りないとドラえもんに訴えていた。ドラえもんから、「なやんでいるひまに、一つでもやりなよ。時間のむだづかいだろ」と指摘された。それもそうだと考え、思い切って遊んでこようと言って、外に出掛けてしまった。
しずちゃんは「ピッタリ三時にたずねてきたら、おもしろいものを見せる」とスネ夫に言われたので、スネ夫の家に行く途中であった。一緒に玄関を入ると、ロボットが登場し、「ピポ パポ」と音を出し、「おあがりください」と言いながら、居間に案内してくれた。このロボットは「あらかじめプログラミングされた動作や声をテープに入れて、タイマーをセットし、時間がくるとひとりでに教えられたとおりにうごいたりしゃべったりする」というすぐれものである。ラジコンで自由に動かせることもできた。
羨ましくなったのび太はドラえもんに『人間プログラミングほくろ』を出してもらった。この道具は「人間をプログラムどおりにうごかすの、いそがしい人のためのほくろ」であり、「ほくろにやりたいことふきこんで、つけてねるとねたまま起きて、仕事する」ひみつ道具である。
ほくろは一個で一つの仕事しかできないので、のび太は『かたづけラッカー』で姿を消し、出木杉は宿題、ジャイアンは草むしり、スネ夫はお使い、しずちゃんは楽しく遊ぶ、役を割り当てた。
しかしながら、ほくろを付け間違え、のび太がお使い、ジャイアンが宿題、スネ夫が草むしり、しずちゃんが出木杉と楽しく遊ぶ、役に割り当てられた。のび太が「ヘト ヘト」になり、「フラ フラ~」になりながら、夜中にお使いから帰ってきた。
翌朝、のび太は「なにもかも終わっている。こりゃらくでいいや。しずちゃんと一晩中遊んで楽しかったなあ」と大喜びであった。ドラえもんは困惑しながら、「ま、本人がそう思ってるならそれでいいだろ」と呟いた。