- 単行本未収録作品・小学一年生1978年3月号『はるかぜうちわ』（33頁）
[説明]まだ春になっていなかったけれども、のび太がひみつ道具の『春風うちわ』で、「パッタ パッタ」と扇ぐと、野原に「チョウチョウ」が舞い出した。
チョウチョウ：チョウのくだけた言い方。チョウ目のガ以外の昆虫の総称。二対の大きな葉状の羽は、鱗粉と鱗毛により美しい色彩を現し、口器は螺旋状に巻いた管で、花蜜を吸うのに適する。一対の杓子状の触角、二個の複眼を供える。幼虫は毛虫・青虫の類で、草木を食べて成長し、蛹となり、さらに成虫となる。一般に繭は作らない。昼間活動して花蜜を求め、静止の際は両羽を垂直に背上に立てる（広辞苑による）