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  • てんとう虫コミックス・短編第36巻第19話『天つき地蔵』(174頁)


[解説]


かさこ地蔵:貧しいけれども心の優しいじいさまとばあさまがおりました。お正月だというのに、餅も飾りもありません。暮れの雑踏の中へ「かさこ」を売りに出かけるじいさま。でも「かさこ」は一つも売れません。帰り道には雪も降りだし、じいさまは雪を被った六人の地蔵さまを見つけます。かわいそうに思ったじいさまは持っていたかさこを地蔵さまに。ところが、地蔵さまは六人、かさこは五つ。じいさまは自分の付けていた手ぬぐいを取り、「おらので悪いが、こらえてくだされ」と言いながら、最後の地蔵さまにかけてあげるのでした。その夜、雪もやみ、静まりかえった大みそかの夜に、「じょいやさ、じょいやさ」という掛け声とともに、この歌声がじいさまの家に近づいてきます。たくさんのお正月の飾りと食べ物をしょって…(インターネットによる)

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